今日のアウトプット
フランスワーホリビザを取得するには、申請動機文を出す必要があります。
その書き方はフランス大使館が公式ページで出していませんが、申請動機文には、押さえておくべきポイントがあります。
この記事では、フランスワーホリビザを確実に取得するための申請動機文の書き方について書きます。
伝えたいこと
○ ワーホリビザは全員取得できない
○ フランスに来て欲しい人はだれかを意識
○ 日本に帰る意思表示をする
フランスワーホリビザの申請動機作文とは?
フランスワーホリには、どうしてワーホリビザを申請するのかを作文する必要があり、申請動機作文を呼ばれます。
申請動機作文は2ページ書く必要あります。
1ページ目では、個人情報、学歴、職歴や出発予定日を書きます。
2ページ目では、ワーホリビザの申請理由を書きます。
それぞれのページごとに書き方を見ていきましょう。
申請動機文はフランス大使館のワーキングホリデービザのページからダウンロードできます。
申請動機文1ページ目
フランス語か英語で記入します。
個人情報や出発予定日を書くだけですので、すぐに完成できます。
私はフランス語で書きました。
記入内容
氏名 Akari TANAKA
生年月日 01/01/2000
住所 4-11-44, Minami-Azabu, Minato-ku, Tokyo 106-8514
電話番号 080-0000-0000
学歴および取得資格等
04/2019-03/2023 Univeristé Ashita
Science Sociale
Diplôme d’Aptitude Pratique au Français, niveau 2
職歴
04/2025 – 03/2024 Société XXX (Japon)
-Vendeur
ワーキングホリデービザ発給の場合には、いつ頃フランスに発つ予定ですか?
Je partirai pour la France le 10 janvier 2025
申請動機文2ページ目
フランス語か英語で書きます。
フランスワーホリビザをなぜ申請したのか、その理由を書いていきます。
参考例を見る前に、申請動機文について理解しておきたいことを確認しておきましょう。
フランスワーホリの申請動機文の重要性
フランスワーホリでは書類提出後に審査があります。フランスワーホリ に適している人物か判断するためです。
審査は履歴書や申請動機文、ワーホリ中の予定表などによって判断されます。
フランスワーホリのビザが発給されなかった方もいますので、正しく申請動機文を書く必要があります。
申請動機文では、フランスワーホリビザを取得したい理由を、審査に受かるために、書く必要があります。
フランス大使館が判断する基準として次の項目が挙げられます。
就労する意思があるか
1年経ってフランス領土からきちんと出るか
今後は経験をいかしてくれそうか
フランス大使館では、フランスワーホリの条件として就労する意思をあげています。
フランスワーホリ制度で来る日本人には、フランスと日本の関係にプラスに働く人か、またマイナスにならない人かを判断されます。
申請動機文を書く上で意識すること
申請動機文では、フランス大使館の人に「ワーホリビザ」を発行しても良い人物がわかるように書きます。
以下に、フランスワーホリの志望動機文を書く上で意識すべき重要なポイントをいくつか挙げます。
これらのポイントを押さえることで、より説得力のある志望動機文を作成することができるでしょう。
• フランスへの興味と理解を示す:フランス文化、言語、歴史への関心や知識を示すことで、フランスでの滞在に対する真摯な姿勢をアピールします。
• 具体的な目標を設定する:ワーホリ期間中に達成したい具体的な目標(例:語学力向上、職業体験、文化交流など)を明確に述べることで、滞在の目的意識を示します。
• 自身の強みや経験を活かす:これまでの経験やスキル がフランスでの生活や就労にどのように活かせるかを説明し、自身の付加価値を示します。
• 帰国後の展望を示す:ワーホリ経験をどのように日本での生活や仕事に活かすかを説明することで、長期的な視点を持っていることをアピールします。
• 文化交流への意欲を表現する:フランス文化を学ぶだけでなく、日本文化を紹介する意欲も示すことで、相互理解の促進に貢献する姿勢を示します。
• 現実的な計画を提示する:滞在中の資金計画や就労の見通しなど、具体的かつ実現可能な計画を示すことで、責任ある態度をアピールします。
申請動機文の構成
効果的な志望動機文を作成するためには、適切な構成が重要です。以下に、フランスワーホリの志望動機文の基本的な構成を示します
• 導入:自己紹介と志望動機の概要
• 本文:フランスでの具体的な目標、計画、そして自身の強みや経験
• 結論:ワーホリ経験の活用方法と将来の展望
各セクションの詳細は以下の通りです:
• 導入部分:簡潔な自己紹介と、なぜフランスでのワーキングホリデーを希望するのかの概要を述べます。
• 本文:フランスでの具体的な目標(例:語学力向上、職業体験)、滞在中の計画、そしてこれらの目標達成に役立つ自身の強みや経験について詳しく説明します。
• 結論:ワーキングホリデー経験をどのように将来の career や個人の成長に活かすか、そして日仏関係にどのように貢献できるかを述べます。
申請動機文の具体例
フランスワーホリの申請動機文を一度、日本語で書いてみることをおすすめします。さきほどの構成に合わせて3つのパラグラフで書きます。
私は日本の大学で経営学を専攻し、卒業後は日本の貿易会社で2年間働いてきました。この経験を通じて、国際的な視野を持つことの重要性を強く感じ、フランスでのワーキングホリデーを希望するに至りました。
フランスでの滞在中は、日常生活や仕事を通じてフランス語のスキルを磨きながら、同時にフランスの企業でインターンシップを経験したいと考えています。特に、フランスの優れたマーケティング戦略や消費者行動について実践的に学び、日本とフランスのビジネス慣行の違いを直接体験したいと思います。
この経験は、将来的に日仏間のビジネス関係強化に貢献できる人材になるための貴重な機会になると確信しています。
この日本語をフランス語を英語にしていきます。
フランス語バージョン
J’ai étudié la gestion à l’université au Japon, et après avoir obtenu mon diplôme, j’ai travaillé pendant deux ans dans une entreprise de commerce au Japon. Grâce à cette expérience, j’ai compris l’importance d’avoir une vision internationale, et c’est pourquoi je souhaite faire un working holiday en France.
Pendant mon séjour en France, je veux améliorer mes compétences en français à travers la vie quotidienne et le travail. En même temps, j’aimerais faire un stage dans une entreprise française. Je souhaite apprendre des stratégies de marketing et comprendre le comportement des consommateurs en France. Je veux aussi découvrir directement les différences entre les pratiques commerciales françaises et japonaises.
Je suis sûr(e) que cette expérience sera une opportunité précieuse pour devenir quelqu’un qui pourra renforcer les relations commerciales entre la France et le Japon à l’avenir.
書かない方がプラスに働くこと
フランスワーホリの志望動機文を書く際に、避けるべき内容がいくつかあります。以下に主な例を挙げます:
- フランスに永住したい意思を示すこと:ワーホリは一時的な滞在が前提なので、永住希望を書くと不適切です。
- 具体性に欠ける抽象的な目標:「フランス文化を学びたい」などの漠然とした表現は避け、具体的な計画を示しましょう。
- フランスの批判や否定的な意見:フランスの文化や社会システムへの批判は控えましょう。
- 過度に個人的な事情や感情的な理由:「恋人に会いたい」など、個人的すぎる理由は避けるべきです。
- 非現実的な目標や計画:達成が困難と思われる目標は信頼性を損なう可能性があります。
- 他の国との比較:フランスを選んだ理由を説明する際、他国を批判的に比較するのは避けましょう。
- 不適切な表現や言葉遣い:フォーマルな文書なので、くだけた表現や俗語は避けるべきです。
これらの点に注意し、フランスでの具体的な目標と計画、そしてそれらが将来どのように活かせるかに焦点を当てて書くことが重要です。
フランスワーホリの申請動機文を書く際のまとめ
- 具体的な目標と計画を明確に示す
- 将来的にどのようにその経験を活かせるかを説明する
- 以下のような内容は避ける:
- フランスに永住したい意思を示すこと
- フランスへの批判や否定的な意見
- 過度に個人的な事情や感情的な理由
- 非現実的な目標や計画
- 他国との不適切な比較
- くだけた表現や俗語の使用
これらのポイントを押さえることで、より説得力のある申請動機文を作成することができます。