
フランスに住んでいるけど、積立投資だけじゃ物足りなくなってきた
そう感じていませんか?
私もそうでした。Boursobankで積立ETFをコツコツ続けながら、ふと気づいたんです。
「最近のAIブームや半導体需要の波に乗りたくて、特定の個別銘柄や最先端のETFを買おうとしたのに、今使っている証券口座で見つからない…」
「日本の有名企業の株や、海外の成長株をフランスから買ってみたいけれど、検索しても出てこない…」
証券口座によって購入できる銘柄数は大きく違います。フランスで最もポピュラーなBoursobankは使い勝手が良い反面、銘柄の幅に限界があることを感じていました。
そこで今回記事で紹介するのが、Trade Republicです。
私自身が実際に使ってみて感じたのは、「これ一つで株もETFも暗号資産もカバーできるじゃないか」という驚きでした。
この記事では、Trade Republicの基本情報から具体的なメリット、Boursobankとの使い分けまで丁寧に解説します。フランスで投資の幅を広げたいと思っている方に、きっと参考になるはずです。
フランスで投資を始めるには?まず証券口座が必要
投資の基本的な流れはシンプルです。
- 証券口座を開設する
- 普段使っている銀行口座から送金する
- 気になる銘柄を検索して購入する
これだけです。難しいことは何もありません。ただし、どの証券口座を選ぶかによって、購入できる銘柄の数や手数料、使い勝手が大きく変わります。
BoursobankよりもTrade Republicが向いているケースとは?
フランスで投資を始めた方の多くが最初に使うのがBoursobankです。フランス最大のオンラインバンクということもあり、口座開設のハードルが低く、銀行とひとつのアプリで管理できる利便性があります。
ただ、投資に慣れてくると「あの銘柄が見つからない」という壁にぶつかることがあります。私がまさにそうでした。
特に以下のようなケースでTrade Republicが力を発揮します。
日本株など、マイナーな銘柄を探している
Boursobankでは取り扱いのない海外の個別銘柄も、Trade Republicなら見つかることが多いです。
たとえば日本株を探しているとき、Boursobankでは表示されなかった銘柄がTrade Republicで見つかるケースがあります。
株価が高すぎて1株買えない
Boursobankでは基本的に「1株単位」での購入になります。一方、Trade Republicでは分割して買えるため、高額銘柄でも少額から投資できます。たとえばAmazonやGoogleの株も、10ユーロから購入することが可能です。
金・半導体など特定テーマのETFを探している
BoursobankにはなかったゴールドETFや、AI需要の恩恵を受ける半導体ETFなど、テーマ型のETFがTrade Republicには豊富に揃っています。



私も今年から半導体のETFを購入しています
Trade Republicとはどんな会社?



でもTrade Republicってそもそも信頼できる会社なのか気になりますよね。
Trade Republicは、ドイツ・ベルリンに本社を置く、欧州最大級のデジタル証券会社(フィンテック企業)です。その規模と信頼性は、以下の数字と実績が証明しています。
- 欧州18カ国で1,000万人以上の顧客が利用
- 預かり資産は1,500億ユーロ(約24兆円以上)を突破
- ドイツ連邦金融監督庁の認可を受けた「正式なドイツの銀行」
- パートナー銀行(CitibankやDeutsche Bankなど)を通じて、最高10万ユーロまでの預金保護が適用
- アプリ内のチャットや電話を通じて、24時間/7日体制で専門家チームによるサポートを提供
フランス在住者にとって嬉しいニュースとして、Trade Republicはフランスの税制優遇口座である「PEA(株式貯蓄口座)」の提供や、フランスのIBAN(FRから始まる口座番号)も導入を開始しています。
最も勢いがあり安心できるプラットフォームの一つと言えます。



アプリはシンプルで非常に使いやすく、投資初心者の方でも迷わず操作できます。
Trade Republicでできること
株式・ETF(個別銘柄投資)
Trade Republicでは8,500銘柄以上の株式と2,000以上のETFが取引可能です。
1回の注文あたりの手数料はわずか1ユーロ固定。積立プランを設定すれば、手数料は0ユーロです。また、口座管理費や入出金(SEPA振込)の手数料もかかりません。
PEA(株式貯蓄プラン)
2025年から、Trade RepublicはPEA口座にも対応しました。
PEAとはフランスの非課税投資口座で、5年以上保有すれば売却益が所得税非課税になる、非常に有利な制度です。フランス在住者にとっては最優先で活用したいところです。
同様にPEAを提供するBoursobankと比較した場合、積立プランを毎月継続すると手数料が大幅に抑えられます。



BoursobankでPEA口座を開設していますが、Trade Republicに移そうか検討しています。
暗号資産(現物)
Trade Republicではビットコイン、イーサリアム、XRPなど50種類以上の暗号資産を現物で購入できます。
BoursobankではビットコインETFなど「ETF化された商品」しか買えませんが、Trade Republicは現物資産として保有できる点が大きな違いです。
ただし、外部ウォレットへの送金はできないため、あくまで運用・保有目的の利用に限られます。
預金金利3%
現在、Trade Republicの口座残高(未投資の現金)に対して年利3%の金利が付きます。
定期預金のように手続きは不要で、口座に入れておくだけで自動的に金利が積み上がります。
フランスのLivret Aの金利(2026年時点で1.5%)よりも大幅に高い事情を考えると、証券口座でこの金利が受け取れるのはかなりお得です。
カード決済でキャッシュバック投資(Saveback)
Trade Republic専用のVisaカードを使うと、毎回の決済金額の1%が自動的に設定したETFに投資されます(Savebackプログラム)。
日常の買い物がそのまま投資につながる仕組みです。たとえば月1,000ユーロの支出があれば、年間で120ユーロ分(月10ユーロ × 12か月)が積み上がっていく計算になります。
手数料の比較:Trade Republic vs Boursobank
| 比較項目 | Trade Republic | Boursobank |
|---|---|---|
| 1回の注文手数料 | 1ユーロ(積立は0ユーロ) | 取引金額の一定% |
| 口座管理費 | 無料 | 無料 |
| 銘柄数(CTO) | 株式8,500以上 / ETF2,000以上 | やや少なめ |
| PEA | 対応(2025年〜) | 対応 |
| 分割購入 | 対応(1ユーロから) | 基本的に非対応 |
| 暗号資産(現物) | 50種類以上 | 非対応(ETFのみ) |
| 未投資資金の金利 | 年3% | 年1.5% (Livret Aと同程度) |
| キャッシュバック | Savebackプログラム(1%) | 提携サイトで買い物が必要 |
こんな人にTrade Republicはおすすめ
- 日本や海外の個別株に興味が出てきて、銘柄の幅を広げたい人
- 高額株も少額から分割で買いたい人
- 暗号資産(ビットコインなど)を現物で持ちたい人
- ゴールドETFや半導体ETFなどテーマ型に投資したい人
- PEAを低コストで運用したい人
- 日常の支出もついでに資産運用に回したい人
まとめ:Boursobankと使い分けるのがベスト
Boursobankももちろん使いやすくおすすめです。フランスの銀行口座とシームレスに連携できる使いやすさは健在です。
ただ、投資の幅を広げたいと感じたとき、Trade Republicが第二の選択肢として非常に優秀です。
特に分割購入や暗号資産の現物取引、金利3%の預金機能など、Boursobankにはない機能が揃っています。



私自身は現在、積立ETFはBoursobank、個別株・テーマETF・暗号資産はTrade Republicという形で使い分けています。
興味のある方はまず無料で口座開設してみてはいかがでしょうか。アプリから数分で手続きできます。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧誘するものではありません。投資にはリスクが伴います。ご自身の判断と責任で行ってください。








